インプラント治療|世田谷区千歳船橋で歯科をお探しの方は【アスク歯科・矯正歯科 千歳船橋】まで

インプラント治療

インプラント治療

アスク歯科のインプラント治療

アスク歯科・矯正歯科では、すべてのインプラント治療を、歯科用CTによる精密なシミュレーションとサージカルガイドを用いて行っています。
これにより、事前に計画した的確な位置、角度、深さにインプラントを埋入し、安全性の高い適切な手術を提供しています。

患者様の不安を軽減する配慮

インプラント手術に対して不安を感じる方のために、当院ではご希望に応じて歯科麻酔科医による静脈内鎮静法を提供しています。
点滴で鎮静薬を投与することで、まるでうたた寝をしているようなリラックスした状態で、痛みや不安を感じることなく手術を受けていただけます。

アスク歯科のインプラント治療

取り扱いメーカー

当院では、世界やアジアで高いシェアを誇る、信頼性の高いインプラントメーカーを採用しています。

ストローマン・インプラント

世界シェアNo.1の実績を持つ、確かな信頼性。

オステム・インプラント

アジアシェアNo.1の高品質なインプラント。

費用

インプラント治療の費用は、1本あたり 544,800円(税込)〜 となります。
(2本目以降434,800円(税込)~)

  • 費用には、検査代、手術代、抜糸代、被せ物代、仮歯代、麻酔代などがすべて含まれています。

ご予約方法

ご相談やご予約は、お電話またはウェブ予約より承っております。

インプラント治療とは

インプラント治療とは、むし歯や歯周病などによって失われた歯に、
人工の歯根(インプラント体)を骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。

インプラントの構成

インプラントは、おもにインプラント体、アバットメント、上部構造の3つのパーツから構成されています。

インプラント体
(人工歯根、フィクスチャー)

歯の根の代わりになるチタン製の人工歯根です。インプラントの一次手術の際に、顎の骨の中に埋め込みます。

アバットメント(連結部分)

インプラント体の上に取り付ける、歯の土台部分です。

上部構造(人工歯)

アバットメントの上に取り付ける、セラミックでできた人工歯です。

インプラント治療とは

インプラント体にチタンが多く使用されている5つの理由

インプラント体にはチタンが多く使用されています。
これは、チタンが持つ優れた特性によるものです。

  • 生体親和性が高い

    チタンは人体との親和性が高く、拒絶反応やアレルギー反応が起こりにくい素材です。これは、チタンが体液に触れてもイオン化しにくく、金属アレルギーの原因となる金属イオンが溶け出さないためです。

  • 骨と結合する性質(オッセオインテグレーション)

    チタンは骨と直接結合する性質(オッセオインテグレーション)を持っています。これにより、インプラントがしっかりと固定され、安定した状態を保つことができます。

  • 強度が高い

    チタンは、ほかの金属と比べて強度が高いという特徴があります。そのため、噛む力などの負荷に耐えることができ、長期間にわたって使用することができます。

  • 軽い

    チタンは、鉄やステンレスなどの金属と比べて軽いという特徴があります。そのため、インプラントを埋め込んだ際の負担を軽減することができます。

  • 耐食性が高い

    チタンは、表面に酸化被膜を形成することで、腐食しにくいという特徴があります。そのため、口腔内の環境でも錆びにくく、長期間にわたって安定した状態を保つことができます。
    また、チタンは人工関節やペースメーカーなど、ほかの医療分野でも広く使用されています。

インプラント治療と
ほかの欠損補綴治療の違い

インプラント

顎の骨にチタン製の人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に支台部(アバットメント)を取り付け、さらにその上に人工歯(上部構造)を装着する方法。

インプラント

ブリッジ

欠損した歯の両隣の歯を削り、支台となる歯に橋渡しするように人工歯を被せる方法。

ブリッジ

入れ歯

床と呼ばれる土台に人工歯を固定し、残っている歯や粘膜で支える方法。部分入れ歯の場合は、残っている歯に金属の金具を引っ掛けて固定し、総入れ歯の場合は、粘膜で支えます。

入れ歯

インプラントの特徴:
ほかの治療法との違い

インプラントは、失った歯の機能を回復させるための治療法ですが、
ほかの治療法(ブリッジや入れ歯など)とは根本的に異なる特徴をいくつも持っています。

  • 天然歯のような構造

    インプラントは、人工歯根(フィクスチャー)を顎の骨に直接埋め込むことで、治癒とともに人工歯根が顎骨と結合し、天然の歯と同じようにしっかりと固定されます。
    ブリッジのように隣の歯を削って土台にする必要がなく、また入れ歯のように歯ぐきの粘膜で支えることもありません。
    そのため、ほかの歯に負担をかけずに、失われた歯だけを独立して再建できるのが大きな利点です。

    天然歯に近い構造

    天然歯が歯根によって顎の骨に支えられているのと同じように、インプラントも人工歯根が土台となります。

    ほかの歯への負担がない

    ブリッジのように健康な歯を削る必要がないため、周りの歯にダメージを与えることがありません。

  • 天然歯と変わらない咬合力の回復

    インプラントは顎の骨に直接結合するため、非常に強い力で噛むことができます。これは、天然の歯とほぼ同じくらいの咬合力(噛む力)を取り戻せることを意味します。
    入れ歯では食事の際に固いものが噛みにくかったり、ブリッジでも支えとなる歯に負担がかかることがありますが、インプラントなら食事の選択肢が広がり、食事を心から楽しむことができます。

  • 顎の骨の健康維持

    インプラントの最も重要な利点の一つは、顎の骨の吸収を抑えられることです。
    歯は噛むたびに顎の骨に適度な刺激を与えるため、その刺激によって骨の代謝が促され、骨量が維持されます。

    骨の吸収を防ぐ

    インプラントは天然歯と同じように骨に刺激を与えるため、骨が痩せるのを防ぎ、健康な顎の状態を保てます。

    ブリッジや入れ歯との違い

    ブリッジや入れ歯は、骨に直接刺激を与えることができないため、長期間の使用によって顎の骨が徐々に痩せてしまうことがあります。

  • 天然歯を削らずに治療ができる

    ブリッジのように、支台となる歯を大きく削る必要がありません。

  • 優れた審美性と安定性

    インプラントは、人工歯の見た目が非常に自然で、まるで本物の歯のように美しく仕上がります。
    また、顎の骨にしっかりと固定されるため、入れ歯のようなズレやグラつきがなく、違和感もほとんどありません。

  • 長期的な耐久性

    適切なケアを行えば、インプラントは非常に長持ちします。一般的に、10年後の残存率は95%以上(参考文献を参照)と言われており、ほかの治療法と比較して、一度治療すれば長期にわたって安定した状態を維持できます。
    インプラント自体はむし歯にはなりませんが、インプラント周囲炎になるリスクはあります。長くお使いいただくために、日々のお手入れが非常に重要になります。

参考文献

1. [Pjetursson, B. E., et al. (2004). A systematic review of the survival and complication rates of fixed partial dentures (FPDs) of three or more units supported by implants](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15533124/)

2. [Buser, D., et al. (2012). 10-year survival and success rates of implants with a sandblasted and acid-etched surface: a retrospective study in a private practice](https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1708-8208.2012.00456.x)

インプラント治療のデメリット

インプラント治療には多くの利点がありますが、ほかの治療法と同様に、いくつかのデメリットも存在します。
治療を検討する際は、これらの点も理解しておくことが重要です。

  • 保険適用外の自由診療

    インプラント治療は、公的医療保険が適用されない自由診療です。そのため、治療にかかる費用は全額自己負担となります。
    この点が、入れ歯やブリッジなど、保険が適用される治療法と大きく異なる点です。

  • 外科手術が必要な治療

    インプラント治療では、人工歯根を顎の骨に埋め込むための外科手術を伴います。
    そのため、持病のある方や骨の状態が不十分な方は、治療を受けられない場合があります。

  • 治療期間が比較的長い

    インプラントは、手術から人工歯の装着までに、数ヶ月の治療期間が必要です。
    これは、インプラント体が顎の骨としっかりと結合するのを待つ必要があるためです。

    骨との結合期間

    一般的に、インプラントを埋入してから骨と結合するまでに3〜6ヶ月ほどかかります。

    ほかの治療法との比較

    入れ歯やブリッジは、比較的短期間で治療が完了するため、すぐに歯の機能を取り戻したい方には、インプラントの治療期間が長く感じられるかもしれません。

  • 治療後の定期的なメンテナンスが必須

    インプラント自体はむし歯になりませんが、インプラント周囲炎(歯周病のようなもの)にかかるリスクがあります。これを防ぐため、治療後も定期的なメンテナンスと、毎日の丁寧なブラッシングが不可欠です。

インプラント治療の成功率を
高めるためにできること

インプラント治療は、高い成功率を誇る治療法ですが、
その成功には、歯科医師の技術だけでなく、患者様ご自身のご協力も非常に重要です。
当院では、患者様に安心して治療を受けていただくため、精密な診断と的確な治療計画を立てております。

  • 徹底したセルフケア

    徹底したセルフケア

    インプラントはむし歯にはなりませんが、歯周病とよく似た「インプラント周囲炎」になる可能性があります。
    これは、プラーク(歯垢)がインプラントの周りに溜まることで炎症が起こり、進行するとインプラントを支える骨が溶けてしまう病気です。
    最悪の場合、インプラントが脱落することもあります。
    治療を成功させ、インプラントを長持ちさせるためには、日々の丁寧なセルフケアが不可欠です。

    毎日のブラッシング

    歯ブラシだけでなく、歯間ブラシデンタルフロスも活用し、インプラントの周囲を清潔に保ちましょう。

    定期的な歯科検診

    ご自宅でのケアに加え、歯科医院での専門的なクリーニングや、インプラントの状態チェックを定期的に受けることが重要です。

  • 全身疾患の管理と情報共有

    全身疾患の管理と情報共有

    糖尿病骨粗鬆症などの全身疾患は、インプラント治療の成功に大きな影響を与えることがあります。

    糖尿病

    血糖コントロールが不安定な状態では、免疫力が低下し、インプラント周囲の感染リスクが高まります。

    骨粗鬆症

    骨密度が低い場合、インプラントを支える十分な骨量がないことがあります。また、特定の骨粗鬆症治療薬は、顎の骨に影響を及ぼす可能性があるため、必ずお申し出ください。

    安全性の高い適切な治療のために、初診時には現在服用しているお薬や、治療中の病気について必ず担当医にお知らせください。

  • 禁煙・飲酒を控える

    禁煙・飲酒を控える

    タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、血流を悪化させます。
    これにより、インプラントが骨と結合するために必要な酸素や栄養が十分に供給されず、インプラントの定着を妨げる可能性があります。

    また、過度の飲酒も免疫力を低下させ、感染症のリスクを高めることがあります。
    当院では、インプラント治療の成功率を高めるために、治療前から治療後にかけての禁煙をお願いしております。

  • 歯ぎしり・食いしばりへの対策

    歯ぎしり・食いしばりへの対策

    無意識に行う歯ぎしりや食いしばりは、インプラントに過剰な負担をかけ、インプラント周囲炎やインプラントの破損を引き起こす原因となります。
    特に強い症状がある方には、ナイトガード(マウスピース)の使用をおすすめする場合があります。
    歯ぎしりや食いしばりが気になる方は、お気軽にご相談ください。

CTとサージカルガイドで、
より安全性の高い精密なインプラント治療を

従来のインプラント手術は、歯科医師の経験や勘に頼る部分が大きく、埋入位置や角度にばらつきが生じるリスクがありました。
しかし、CTとサージカルガイドの導入により、インプラント治療はさらに安全性の高い精密なものになっています。

CTを用いた埋入シミュレーションとは

歯科用CTで撮影した3次元画像をコンピューター上で解析し、インプラントの適切な埋入位置、角度、深さを事前にシミュレーションする技術です。
このシミュレーションにより、患者様の顎の骨の形状や厚み、そして神経や血管の位置を3次元的に的確に把握できます。これにより、リスクを回避しながら、より安全性の高い精密な治療計画を立てることが可能です。

CTを用いた埋入シミュレーションとは

サージカルガイドとは

CTシミュレーションのデータをもとに製作される、患者様専用のマウスピース型の器具です。このガイドにはドリルを的確に誘導するための穴が開いており、これを使用することで、シミュレーション通りの位置・角度・深さにインプラントを埋入できます。

サージカルガイドとは

サージカルガイドを使う3つのメリット

  1. 1.手術の安全性を高め、身体への負担を軽減

    事前のシミュレーション通りにインプラントを埋入できるため、神経や血管を傷つけるリスクを最小限に抑えられます。また、歯ぐきを切開する範囲を最小限にできるため、手術後の腫れや痛み、出血も抑えられ、回復が早くなります。

  2. 2.手術時間を大幅に短縮

    サージカルガイドを使用することで、インプラントの埋入位置を的確に定める工程が簡略化されます。これにより、手術時間を短縮でき、患者様の身体的負担を軽減するとともに、感染リスクの低減にもつながります。

  3. 3.治療結果の安定性が向上

    シミュレーションに基づいた的確な治療が可能になるため、手術の精度が格段に向上します。これにより、インプラントと骨の結合がより強固になり、長期的にも安定した治療結果が期待できます。

インプラント治療の流れ

ここでは、当院が提供するインプラント治療のステップをご紹介します。

  1. ご相談・カウンセリング

    まずは患者様のお悩みやご希望を丁寧にうかがいます。インプラント治療のメリット・デメリット、費用、治療期間など、すべての疑問にお答えします。ご納得いただいてから治療に進むため、まずはお気軽にご相談ください。

    ご相談・カウンセリング
  2. 精密検査と治療計画の立案

    インプラント治療を安全性に配慮して行うため、精密な検査を実施します。

    歯科用CT撮影

    顎の骨の量や密度、神経・血管の位置を3次元的に確認します。

    口腔内写真・レントゲン・歯のスキャン

    むし歯や歯周病の状態、かみ合わせなどを詳しく調べます。

    これらの情報をもとに、患者様お一人お一人に合わせた適切な治療計画を立てます。

    精密検査と治療計画の立案
  3. サージカルガイドの製作と口腔内のクリーニング

    精密検査のデータから、インプラントを的確に埋入するための専用のマウスピース「サージカルガイド」を製作します。
    手術前には、歯周病やむし歯のリスクを減らすため、歯科衛生士による徹底した歯のクリーニングを行います。口腔内を清潔な状態にしてから手術に臨みます。
    サージカルガイドの詳細については、「CTとサージカルガイドで、より安全性の高い精密なインプラント治療を」をご覧ください。

    サージカルガイドの製作と口腔内のクリーニング
  4. インプラント埋入の手術

    事前に製作したサージカルガイドを装着し、インプラント体を顎の骨に埋め込みます。
    手術は麻酔下で行うため、痛みはほとんどありません。
    手術時間は、インプラントの本数や骨の状態によって異なります。
    手術後は傷口を縫合し、必要に応じて仮歯を装着する場合もあります。
    最後に、インプラントの位置を確認し、お薬と注意事項についてご説明します。

    インプラント埋入の手術
  5. 消毒・抜糸と骨との結合期間

    手術の翌日に消毒、1週間~10日後に抜糸を行います。
    その後、インプラント体が顎の骨としっかりと結合するまで待ちます。
    この期間は個人差がありますが、3〜6ヶ月ほどです。

    消毒・抜糸と骨との結合期間
  6. アバットメントの装着(2次手術)

    インプラント体と人工歯をつなぐ「アバットメント(土台)」を装着します。
    この処置も局所麻酔で行うため、痛みはほとんどありません。

    アバットメントの装着(2次手術)
  7. 型取り・人工歯の製作

    歯ぐきの状態が落ち着いたら、人工歯を製作するための型取りを行います。
    当院では、従来の型取り材を使わず口腔内スキャナーを使用するため、より精密で不快感の少ない型取りが可能です。

    型取り・人工歯の製作
  8. 最終上部構造(人工歯)装着

    製作したセラミックの人工歯を装着し、かみ合わせを調整します。

    最終上部構造(人工歯)の装着
  9. 定期的なメンテナンス

    インプラントを長持ちさせるためには、治療後の定期的なメンテナンスが欠かせません。
    3〜6ヶ月に一度のペースでご来院いただき、インプラントの状態やかみ合わせ、歯周病のチェック、歯のクリーニングを行います。

    定期的なメンテナンス

骨造成:骨が少ない場合も
インプラント治療を可能にする治療

インプラント手術における骨造成とは

インプラント治療は、顎の骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込んで固定します。
しかし、歯周病や歯の喪失、加齢などが原因で顎の骨が痩せてしまい、インプラントを埋め込むのに十分な骨の量がない場合があります。
このような場合に、人工の骨や患者様ご自身の骨などを用いて、骨の量を増やす治療を行うことがあります。
これが「骨造成(Guided Bone Regeneration」です。
骨造成を行うことで、インプラント治療が可能になります。

インプラント手術における骨造成とは

骨造成が必要になる主なケース

  • 歯を失ってから時間が経過した方

    食べ物を噛むと、歯から顎の骨に刺激が加わり、骨の健康が保たれます。しかし、歯を失うとこの刺激がなくなり、顎の骨は徐々に吸収されて薄くなってしまいます。特に、抜歯後に適切な処置を行わず放置しておくと、骨の吸収が進行し、骨造成が必要になる可能性が高まります。

  • 歯周病などで骨が痩せてしまった方

    歯周病は、歯ぐきだけでなく、歯を支える顎の骨も破壊する病気です。歯周病が進行すると、インプラントを埋め込むための土台となる骨が不足してしまうため、歯周病の治療と並行して骨造成が必要になる場合があります。

  • もともと、骨の厚みや量が少ない方

    骨の厚みがもともと少ない方や、骨の密度が低い方は、インプラントを支える十分な骨がないため、骨造成が必要になることがあります。特に、上顎の前歯や奥歯は骨が薄くなりやすい傾向があります。

骨造成の種類

インプラントを埋め込むのに十分な骨がない場合に行う骨造成には、おもに以下の3つの方法があります。

  • GBR法(骨誘導再生法)

    GBR法は、骨が足りない部分に「骨補填材」を置き、その上を特殊な「メンブレン(膜)」で覆うことで、骨の再生を促す方法です。
    この膜が、周りの軟組織が骨の再生するスペースに入るのを防ぎ、骨がしっかりと形成されるのを助けます。
    通常、インプラント埋入手術と同時に行うことが多い方法です。

  • 上顎洞底挙上術(サイナスリフト・ソケットリフト)

    これは、上顎の奥歯部分で骨の厚みが足りない場合に行う骨造成法です。
    上顎の奥歯の根元には「上顎洞(サイナス)」と呼ばれる空洞が近接しており、歯を失うとこの空洞が下がり、骨の量が不足してしまうことがあります。
    上顎洞の底を持ち上げて骨を増やす方法で、アプローチ方法の違いにより2つに分けられます。

    ソケットリフト法

    インプラントを埋め込む穴から、上顎洞の底を押し上げ、空いたスペースに骨補填材を詰める方法です。骨の厚みが比較的残っている場合(4mm以上)に行われます。

    サイナスリフト法

    歯ぐきの側面から骨の窓を開け、そこから上顎洞の粘膜を慎重に持ち上げ、骨補填材を詰める方法です。骨の厚みが非常に薄い場合(3mm以下)に行われます。

すべての歯を失った方へのインプラント治療

すべての歯を失ってしまった場合、治療法は大きく分けて以下の2つがあります。

1.オールオン4・オールオン6

少数(4~6本)のインプラントで、すべての歯を支える固定式の治療法です。

2.インプラントオーバーデンチャー

複数のインプラントを土台として、取り外し式の入れ歯を固定する治療法です。

オールオン4・オールオン6とは

オールオン4・オールオン6は、片顎にわずか4本または6本のインプラントを埋入し、その上に12本の人工歯が連結されたブリッジを固定する治療法です。
少ない本数のインプラントですむため、身体への負担や治療期間を軽減しながら、機能と見た目を回復することができます。

オールオン4・オールオン6とは

オールオン4・オールオン6は
こんな方におすすめです

  • 入れ歯のガタつきや痛みに悩んでいる方
  • 多くの歯を失ってしまい、
    しっかりと噛めるようになりたい方
  • 自然な見た目と発音を重視する方
  • 骨造成手術を避けたい方

    インプラントを斜めに埋入する特殊な技術を用いることで、骨量が不足していても骨造成をせずに治療できる可能性があります。

オールオン4・オールオン6のメリット

  • 手術当日から食事が可能

    インプラント埋入手術の当日に仮歯を装着できる場合が多く、その日から軟らかいお食事を摂っていただくことが可能です。

  • 治療期間と費用を抑えられる

    従来の治療法では失った歯とほぼ同数のインプラントが必要ですが、オールオン4・オールオン6はインプラントの本数が少ないため、治療期間と費用を抑えることができます。

  • 自分の歯のようにしっかりと噛める

    人工歯がインプラントにしっかりと固定されるため、入れ歯のようにずれたりガタつくことがありません。自分の歯に近い感覚で、しっかりと噛むことができます。

  • 自然な見た目と快適な使用感

    入れ歯にある金属のバネや床の部分がないため、自然で美しい見た目です。また、上顎を大きく覆うこともないので、発音しやすく快適に過ごせます。

  • 顎の骨が少ない方でも治療が可能

    顎の骨の状態がよい場所を選んでインプラントを埋入するため、骨の量が少ない方でも手術が可能な場合があります。

オールオン4・オールオン6のデメリット

  • 残っている歯は抜歯する必要がある

    この治療法は、4〜6本のインプラントで片顎すべての歯を支えるため、残っている歯は原則としてすべて抜歯する必要があります。

  • 外科手術を伴う

    インプラント治療には外科手術が必要です。そのため、重度の糖尿病や心臓病、骨粗鬆症などの全身疾患をお持ちの方、妊娠中の方、成長期のお子様は手術を受けられない場合があります。

  • 噛む力が強い方は破損のリスクがある

    強いかみ合わせや、歯ぎしり・食いしばりの癖がある方は、人工歯が欠けたり、インプラントに負担がかかったりするリスクがあります。その場合は、ナイトガード(マウスピース)の装着をおすすめすることがあります。

  • 定期的なメンテナンスが不可欠

    インプラントを長持ちさせるためには、毎日の丁寧なセルフケアと、歯科医院での定期的なメンテナンスが欠かせません。
    歯科医院での専門的なクリーニングや検診は、3〜6ヶ月に1度の受診をおすすめしております。

アスク歯科のオールオン4・オールオン6

当院では、患者様お一人お一人に適切な治療を提供するため、上部構造の種類を豊富にご用意しています。

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特徴 料金(税込)
チタンフレーム

ハイブリッドレジン
経年劣化を起こすため、5〜10年程度で作り替えが必要になります。 2,640,000円〜
チタンフレーム

ジルコニア
非常に丈夫で、菌や着色が付着しにくく、長持ちします。 3,190,000円〜
治療期間

約3〜6ヶ月

ご自身の状態やご希望に合わせて、適切な治療法をご提案します。まずはお気軽にご相談ください。

インプラントオーバーデンチャーとは

インプラントオーバーデンチャーとは、顎の骨に埋め込んだ少数のインプラントを土台にして、取り外しができる入れ歯(オーバーデンチャー)を装着する治療法です。
従来の入れ歯が歯ぐきだけで支えられるのに対し、インプラントオーバーデンチャーはインプラントが土台となるため、入れ歯のガタつきや外れやすさを解消し、安定してしっかりと噛めるようになります。

インプラントオーバーデンチャーとは

従来の入れ歯との違い

従来の入れ歯とインプラントオーバーデンチャーは、どちらも失われた歯を補う治療法ですが、「支え方」と「安定感」に大きな違いがあります。

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従来の入れ歯 インプラントオーバーデンチャー
支え方 歯ぐきのみ インプラントと歯ぐき
安定感 ガタつきやすい 非常に安定し、しっかりと噛める
違和感 入れ歯の面積が大きく、違和感が出やすい 入れ歯を小さく作れるため、違和感が少ない
費用 比較的安価 オールオン4より安価で、従来の入れ歯より高価

インプラントオーバーデンチャーのメリット

  • 高い安定感で食事や会話が楽しめる

    インプラントが入れ歯をしっかりと固定するため、ガタつきや外れる心配が少なく、自分の歯に近い感覚で食事や会話を楽しむことができます。

  • 違和感が少なく、快適

    従来の入れ歯のように上顎を大きく覆う必要がないため、味覚を損ないにくく、装着時の違和感が少ないです。

  • 経済的な負担を軽減できる

    オールオン4・オールオン6のようにすべての歯をインプラントで補う治療法に比べ、インプラントの本数が少ないため、費用を抑えることができます。

  • お手入れが簡単で衛生的

    入れ歯を取り外して、毎日のお手入れやクリーニングができるため、お口の中を常に清潔に保てます。

インプラントオーバーデンチャーは
こんな方におすすめです

  • 入れ歯のガタつきや痛みに悩んでいる方(特に下顎の入れ歯)
  • 入れ歯が外れやすく、
    お食事を心から楽しめない方
  • 固定式のインプラント治療は費用面や手術への不安がある方
  • 入れ歯のお手入れをしっかりと行いたい方

アスク歯科の
インプラントオーバーデンチャー

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特徴 料金(税込)
インプラント
オーバーデンチャー
2本以上のインプラントを埋め込み、その上に金属床の入れ歯を装着します。 1,221,000円〜
治療期間

約3〜6ヶ月

インプラント治療の一般的なリスクと副作用

インプラント治療は安全性の高い治療法ですが、外科手術を伴うため、いくつかのリスクや副作用が存在します。
これらのリスクを事前にご理解いただくことで、安心して治療に臨むことができます。

手術に伴うリスク

  1. 神経麻痺

    非常にまれですが、手術中に神経を傷つけると、唇や舌にしびれが残ることがあります。当院では、先進的なCTやシミュレーション技術を用いて神経の位置を的確に把握し、リスクを最小限に抑えます。

  2. 上顎洞(副鼻腔)への影響

    上顎の奥歯にインプラントを埋入する際、上顎洞に近接しているため、粘膜を傷つけたり、副鼻腔炎を引き起こす可能性があります。事前のCT撮影で上顎洞の状態を詳しく確認し、安全性に配慮して手術を行います。

  3. 腫れ・痛み・出血

    手術後、腫れや痛み、内出血(青あざ)が起こることがあります。通常は数日で治まりますが、痛み止めや抗炎症剤を処方して症状を和らげます。

  4. 感染症

    徹底した滅菌環境で手術を行いますが、まれに感染症が起こることがあります。感染が疑われる場合は、抗生物質を服用して治療します。

インプラントの定着に関するリスク

  1. 定着不全

    インプラントが顎の骨とうまく結合せず、グラついたり抜け落ちたりすることがあります。喫煙や糖尿病、骨粗鬆症は、定着不全のリスクを高める要因となります。

  2. インプラント周囲炎

    インプラントの周りの歯ぐきに炎症が起こる病気で、歯周病とよく似ています。毎日のケアが不十分だったり、歯ぎしり・食いしばりが強い場合に発症しやすくなります。重症化すると、インプラントを支える骨が溶けて抜け落ちる可能性があります。

治療を受けられない可能性

  1. 特定の全身疾患をお持ちの方

    心臓病、重度の糖尿病、骨粗鬆症、血液の病気など、特定の全身疾患をお持ちの場合、インプラント治療ができないことがあります。安全性の高い治療を実現するために、必ず事前に医師にお知らせください。

  2. 成長期のお子様・妊娠中の方

    骨が成長途中のお子様や、妊娠中の方はインプラント治療を控える必要があります。

その他の注意点

  1. 自由診療による費用負担

    インプラント治療は公的医療保険が適用されない自由診療のため、費用が高額になります。

  2. 定期的なメンテナンス

    インプラントを長持ちさせるためには、日々のセルフケアに加え、歯科医院での定期的なメンテナンスが不可欠です。

当院では、すべてのリスクを患者様と共有し、十分な話し合いの上で治療を進めてまいります。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご質問ください。