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CARIES TREATMENT

この記事の監修者
院長 飯塚 広樹
このページでは、むし歯の発生メカニズムから、治療の種類、流れ、修復材料まで、むし歯治療に関するさまざまな情報を詳しく解説していきます。
ご自身の症状やご希望に合った治療法を選択し、健康な歯を取り戻しましょう。

むし歯は、口の中にいる細菌が糖質を分解する際に産生する酸によって、歯が溶かされて穴があいてしまう病気です。
初期段階では自覚症状がないことが多く、放置すると歯の神経にまで達し、激しい痛みを引き起こす可能性があります。
むし歯の発生には「細菌」「糖質」「歯の質」「時間」という4つの要素が関係しています。


口の中には多くの細菌が生息しており、特に「ミュータンス菌」と呼ばれる細菌がむし歯の主な原因となります。
ミュータンス菌は歯の表面に付着しやすく、歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌の塊を形成します。

むし歯の原因となるミュータンス菌は、食べ物に含まれる糖質を栄養源として酸を産生します。そして、この酸によって歯が溶け始めることが、むし歯の始まりです。
ここで注意したいのは、糖質というのは甘いお菓子やジュースだけではないということです。じつは、ご飯やパンなどの炭水化物も、口の中で糖に分解されてむし歯のリスクを高める可能性があります。

歯の質もむし歯のなりやすさに大きく関係します。
丈夫な歯を維持するためには、以下の栄養素を食事からバランスよく摂取することが重要です。
歯の再石灰化(溶けかけた歯の修復)を促進します。
牛乳や乳製品、小魚などに多く含まれています。
エナメル質の内部にある象牙質や、歯ぐきの形成に必要な栄養素です。
肉、魚、卵、大豆製品などに多く含まれています。
歯のエナメル質や象牙質を強化するのに役立ちます。
ビタミンAは緑黄色野菜、ビタミンCは果物、ビタミンDは魚などに多く含まれています。

「細菌」「糖質」「歯の質」の3要素が重なる時間が長くなるほど、むし歯になるリスクが高まります。
つまり、だらだらと甘いものを食べ続けたり、歯磨きを怠ったりすると、むし歯になりやすくなります。
むし歯は、進行段階によってCO(シーオー)からC4(シーフォー)までの5段階に分類されます。
むし歯が進行するにつれて、症状が重くなり、治療法も複雑になっていきます。早期発見・早期治療が大切です。

歯の表面のエナメル質が溶け始めていますが、まだ穴は空いていません。

エナメル質に小さな穴があいた状態です。

むし歯がエナメル質の内側にある象牙質まで達した状態です。

むし歯がさらに深部まで進行し、歯の神経(歯髄)に達した状態です。

歯冠部分がほとんどなくなり、歯の根だけが残った状態です。
むし歯の治療法は、むし歯の大きさや深さによって、コンポジットレジン修復、インレー修復、クラウン修復など、さまざまな治療法があります。
ここでは、各治療法について、それぞれの内容と手順を詳しく説明します。

コンポジットレジン修復とは、むし歯治療で歯を削った部分に、コンポジットレジンという白いプラスチック素材を詰めて修復する治療法です。
治療が短期間で済み、歯を削る量を最小限に抑えられるのが特徴です。
かみ合わせのチェック
コンポジットレジンは、かみ合わせや詰め物の厚みによっては割れてしまうことがあります。
そのため、事前にかみ合わせの状態をしっかりと確認します。
麻酔
注射針を刺す際の痛みを軽減するために、歯ぐきに表面麻酔を塗布します。
また、細い注射針や電動注射器、体温に近い麻酔液を使用するなど、痛みを少なくするための工夫をしています。
むし歯を丁寧に除去
むし歯の部分を丁寧に削り取ります。同じ歯に古い詰め物がある場合は、その下にむし歯がかくれている可能性もあるため、必要に応じて古い詰め物も一緒に取り除きます。むし歯を削る際には、むし歯の部分だけを染め出す染色液を使用し、健康な歯をできる限り残すようにします。
具体的には、以下の手順でむし歯を除去します。
還付金を受け取る
申請手続き完了後、約1ヶ月~1ヶ月半で還付金が受け取れます。
詰め物が完全に硬化するまでは、30分程度は飲食を避け、硬いものは特に注意してください。
これは、コンポジットレジン自体は光で硬化しますが、歯との接着が完全に安定するには少し時間がかかるためです。すぐに飲食してしまうと、詰め物が外れたり、すき間ができたりする可能性があります。
麻酔は、効果が切れるまで1~3時間程度かかります。
麻酔が切れるまでは唇や舌を噛んでしまうことがあるので、注意してください。
むし歯が深かった場合は、一時的に歯がしみるなどの知覚過敏が起こることがあります。
症状が強い場合や長引く場合は、遠慮せずにご相談ください。

むし歯の大きさや場所、残っている歯の量などによって、詰め物や被せ物を装着して修復する治療法があります。
これをインレー・アンレー・クラウン修復といいます。
インレー、アンレー、クラウンとは、いずれもむし歯などにより歯が一部欠損した部分を補うための修復物のことです。
むし歯の大きさや進行度合いにより、使い分けられます。

アンレーよりも小さく、歯のかみ合わせの面を含まない修復物です。小さなむし歯に用いられます。

インレーよりも大きく、歯のかみ合わせの面を一部覆う修復物です。中くらいのむし歯に用いられます。

歯のかみ合わせの面をすべて覆う修復物です。歯全体を覆うため、被せ物とも呼ばれています。大きなむし歯に用いられます。
1日目
かみ合わせチェック、麻酔、むし歯除去を行います
ここまでは、コンポジットレジン修復と同様の手順になります。
歯の形を整える
詰め物や被せ物を装着できるように、歯の形を整えます。
この際に、健康な歯がどれだけ残っているかでインレー、アンレー、クラウンのいずれかの形にしていきます。
歯型を取る
上下のかみ合わせを記録し、歯型を取ります。
この歯型をもとに、歯科技工士が詰め物を製作します。
仮の詰め物や被せ物を装着
削った部分に、レジンなどで作られた仮の詰め物や被せ物(仮蓋)を装着します。
詰め物の製作(通常1~2週間)
2日目
仮の詰め物や被せ物を取り外す
仮の詰め物や被せ物を外し、歯の状態を確認します。
染みるなどの痛みを感じる場合は、必要に応じて麻酔を行います。
詰め物や被せ物の微調整
歯科技工士が製作した詰め物や被せ物を歯に合わせ、かみ合わせの調整と表面の研磨を行います。
詰め物や被せ物の装着
歯科用セメントで詰め物を装着します。
セメントの硬化
セメントが硬化するまで、綿を噛んでいただきます。
※上記は一般的な治療の流れです。詰め物や被せ物の種類、患者さまの状態によって、実際の手順や使用する材料、治療期間などは異なる場合があります。
詰め物や被せ物を装着した直後は、セメントが完全に硬化するまで時間がかかります。
30分程度は飲食を控え、特に硬いものは避けましょう。
また、麻酔を使用した場合は、効果が切れるまで1~3時間程度かかります。
麻酔が切れるまでは唇や舌を噛んでしまうことがあるので、注意してください。
むし歯が深かった場合や、金属の詰め物や被せ物を装着した場合は、一時的に歯がしみるなどの知覚過敏が起こることがあります。
症状が強い場合や長引く場合は、遠慮せずにご相談ください。
保険診療では、保険適用の素材と治療法の中から、患者様の状態に合ったものをご提案させていただきます。

コンポジットレジンは、プラスチックの一種で、歯の色に近い白色をしています。
比較的小さなむし歯に使用されます。

金属の詰め物・被せ物は、おもに銀合金や金銀パラジウム合金で作られています。

CAD/CAMとは、コンピュータを使って詰め物や被せ物を設計・製作する技術です。
CAD/CAMインレー、CAD/CAM冠は、レジンとセラミックを混ぜたハイブリッドレジンの素材で作られます。
見た目の美しさや、むし歯・歯周病予防効果、そして身体へのやさしさにこだわった治療をご希望される場合は、自由診療の詰め物・被せ物をおすすめします。
当院では、患者様のご要望にお応えできるよう、さまざまな種類の詰め物や被せ物をご用意しています。

二ケイ酸リチウムガラスセラミックという素材で作られた詰め物・被せ物です。
ガラス製のセラミックのため、透明感があり天然歯に近い色合いをしているのが特徴です。

人工ダイヤモンドとも呼ばれるジルコニアで作られた詰め物・被せ物です。
強度と耐久性が高く、かみ合わせの強くかかる奥歯にも使用できます。

金合金で作られた詰め物・被せ物です。
金属の中でも生体親和性が高く、アレルギー反応が起こりにくいのが特徴です。
また、ゴールドは適度な柔らかさと展延性(伸びる性質)を持っているため、歯の形にしっかりと馴染みます。この特性により、詰め物と歯の間にすき間ができにくくなり、むし歯菌の侵入を防いで再発リスクを低減します。

審美用のコンポジットレジンを直接歯に盛り付けて、形を整える方法です。
短期間で、白くて目立ちにくい仕上がりとなるのが特徴です。
当院では可能な限り麻酔時に痛みを感じないように、さまざまな工夫を凝らしています。
痛みの感じ方は個人差があるため、全く痛みがないとは言い切れません。
麻酔によって痛みはほとんど感じなくなりますが、圧迫感や響くような感覚を覚えることはあるかもしれません。
お痛みに弱い場合は、あらかじめ問診時にお伝えいただければ、より痛みに配慮をした対応を取らさせていただきますので、お気軽にお申し付けください。
治療中に痛みを感じたら、遠慮なく左手をあげてお知らせください。
麻酔を追加したり、休憩を入れたり、患者様のペースに合わせて治療を進めていきますのでご安心ください。
治療直後は、麻酔が効いているため、お食事はなるべく控えるようにしてください。麻酔の種類や個人差によって異なりますが、一般的な麻酔の持続時間は2〜3時間になります。麻酔が効いている間に食事をすると、唇や舌を噛んでしまったり、熱いもので火傷をする恐れがあります。また、詰め物・被せ物が完全に硬化するまでは、硬いものを噛んだり、強く噛みしめたりしないようにしてください。術後に痛みがある場合は、早めにご連絡ください。
小さなむし歯であれば、コンポジットレジン修復により1回の治療で完了することが多いです。しかし、中等度のむし歯の場合には、詰め物での修復となり、通常2〜3回の治療回数が必要になります。また、大きなむし歯で根管治療が必要な場合は、4〜6回の治療が必要になることもあります。当院では、治療前のカウンセリングにて、おおよその治療期間や回数、必要な治療の内容などをわかりやすく丁寧に説明しております。治療を最小限でなるべく早くに終わらせたいなどご要望ありましたら、遠慮せずにお申し付けください。なるべく患者様のご要望にお答えしながら、治療を行います。
はい。当院では、初診時に撮影した口腔内写真やレントゲン画像を使って、実際のむし歯の箇所を目で見える形で確認しながら、治療の説明を行うように努めております。また、治療中もカメラで撮影しながら行い、治療後に説明するようにいたしております。
いいえ、むし歯は自然に治ることはありません。
むし歯は、むし歯菌によって引き起こされる細菌感染症の一種です。そのため、歯を溶かして細菌が中に入り込んだ場合は、その入り込んだ部分まで歯を削って取り除かなければ、どんどんとむし歯は進行してしまいます。もちろん、初期のむし歯であれば、フッ素塗布や歯磨きの改善などで歯を強くして、むし歯菌の進行を抑制することもできます。当院では、早期発見及び早期治療により、歯を削る治療にならないよう、予防第一の診療を心がけています。全ての治療が終わった後は、3〜6ヶ月の定期検診の受診をご提案しております。
はい、初期のむし歯の場合、歯を削らずに経過観察することがあります。
初期のむし歯は、歯の再石灰化によって治癒する可能性があります。
歯の再石灰化とは、唾液中のカルシウムやリンが、歯の表面に取り込まれて、溶けかけた歯を修復する働きのことです。
フッ素塗布や歯磨き指導などを行い、定期的に経過観察することで、歯を削らずにむし歯の進行を抑えることができます。
むし歯がないのに歯が痛む原因としては、以下のようなものが考えられます
はい、保険適用でも白い歯にすることは可能です。CAD/CAM冠と呼ばれ、レジンの中にセラミックの微粒子を混ぜ合わせた、ハイブリッドレジンと呼ばれる素材で作られています。セラミックスとの違いは以下の通りです。
当院では、保険と自由診療を含む全ての選択肢をご案内し、患者様のご希望にお応えできるように治療を進めますのでご安心ください。
はい、妊娠中でもむし歯治療は可能です。
ただし、妊娠5〜7ヶ月の安定期に入ってからの治療をご案内しております。緊急の場合は、それ以外の時期でも体調を見ながら対応可能な場合がありますので、我慢せずにご相談ください。
また、妊娠中は、ホルモンバランスや食生活の変化、つわりによる不十分な歯磨きなどにより、むし歯や歯周病になりやすくなります。
そのため、妊娠中も安定期での歯のクリーニングをご案内しております。

土日も休まず診療。
急な歯の痛みも予約なしで対応。
千歳船橋駅すぐで便利な歯医者。
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